流転のグリマルシェ

WORLD


世界観

NPC紹介

グリマルシェのノンプレイヤーキャラクター

グリマルシェの世界に生きるNPCたち。時にはあなたの仲間となり、指導者となり助けてくれることも。

アガーテ・テジェス

[性別:女性     年齢:16ほど]

槍使いの少女。誰とでもうちとけることのできる明るさと社交性をもつ。マイペースすぎるところがあり、それが原因でトラブルを起こすこともしばしばある。しかし、勘の良さを持ち合わせているため、危険回避の能力は高い。
グリマルシェ大陸には、なにか理由があってきたようだが…?

ブルド・エン・ニークヴィスト

[性別:男性     年齢:19ほど]

グリマルシェ大陸の先住民、タクラカンの青年。
一度交わした約束は破らない、義理堅い性格。グリマルシェ大陸にやってきた冒険者を「侵略者」と呼んで嫌っているため、そっけない態度をとる。また、単独行動を好む。

カロル・レヴィ

[性別:男性     年齢:外見年齢14ほど]

見た目は幼いが、言動は大人びている。冷静に状況を判断して、安全を第一に考えて行動する。大人に対してもひるまず、自分の意見をはっきりというため、きつい性格ととられることもある。
子ども扱いされると不満を示すところがある。

ヒルデガルド・フォン・シューフェリン(ヒルダ)

[性別:女性     年齢:25ほど]

グリマルシェ大陸に住む生物の生態に興味をもってやってきた女性。戦闘訓練を十分に積んでおり、女性ながらに重いアーマーを身に着けて戦う。言葉遣いや様々な所作からは品を感じる。
生態系を破壊されることに関してひどく憤る面を持つ。
グリマルシェ大陸に来たのには、もう一つ理由があるようだが…?

ギルドマスター

[性別:男性     年齢:50ほど]

冒険者ギルドの長であり、プレイヤーを導いてくれるよき指導者。
各地方のギルドに一人ずつギルドマスターがおり、彼らから推薦状をもらうことで数々の依頼をこなすことができる。
冒険者の顔と名前は全員覚えており、必ず声掛けをするため、人望が厚い。
フルフェイスのアーマーの中身をみた者は一人もいないらしい。

ムアン・ウィンバーク

[性別:男性     年齢:28ほど]

魔法の研究をしようとおもってグリマルシェ大陸にやってきた。

大陸に巣くうモンスターの体には多くのエーテルが含まれているという持論をもち、様々なモンスターの血肉を媒介に魔術を行使する、召喚術の研究に没頭する。使用しない部位の肉を捨てるのがもったいないと思い、モンスター食の道にもはまり込む。
次第に人との関りを煩わしく思うようになったため、口調が荒くなった。

調理にも召喚術の行使にも下準備が必要なため、常に多くの荷物を抱えている。

● グリマルシェ大陸

ここ数百年で多くの者が移住しつつある、グリマルシェ大陸。
彼の大陸では万能物質「エーテル」が溢れており、多くの夢見る者がエーテル求めて上陸する。
大陸内ではエーテルで生活、経済が回っているので、生活必需品といっても過言ではない。

そのかわり手に入れるためにはそれなりの危険を伴う。
力あるものが支配層になれる、群雄割拠の時代。
エーテルの沸きやすいポイント(スポット)はいくつかあるので、その近くに大きな街が形成されやすい。

● エーテル

万能物質エーテルは長い年月を経て、結晶となりグリマルシェ大陸に湧き出す。
主に物と物を混ぜ合わせて生成する際に、強力な媒介となり効力を発揮する。
エーテルによって物を生成し、魔法を編み出し、科学を進歩させる。

エーテルは大陸中のいたるところで湧き出す。
いわゆるマグマのようなもので、吹き出しやすい地点はいくつか存在している。
エーテルの通る道を「龍脈」と呼んでいる。

グリマルシェ大陸ではエーテルの物質としての状態は安定している。
しかし、大陸の外にだすと途端に崩れるので、大陸内でしか有用ではない。
大陸内通貨としても使用されている。

● モンスター

グリマルシェ大陸でエーテルの力を受けて独自進化した動物たちの総称。
モンスターとは別に、いわゆる動植物たちも生息している。

モンスター間で様々な生態系が築かれている。
冒険者たちはモンスターの起こす災害に頻繁に巻き込まれることになる。

● 大陸内地方

【アルタリス地方】

プレイヤーが初めにおりたつ地方。
扇状地で出来上がった地形のため、平野が多い。
礫の多い台地のため、作物を育てるのは難しい。
温暖な気候であることから、南国生まれの者がこの地方に居つきやすい。

外からきた多くの冒険者を受け入れられるほどの大きな港があるのが特徴。
港周辺には町が形成され、栄えている。
これらのことから、漁業、宿場町が発達している。
港を過ぎれば広大な平原が眼前に広がる。

【ファキア地方】

広大な森が広がる、豊かな土壌に恵まれた地方。農業が栄えている。
山沿いではよく雨が降り、栄養を含んだ土壌が流れて作物の栄養の糧となる。
多種多様な生物、モンスターが生息しているため、獣害が多発する。

それゆえか、「モンスター食」が発達している。
ファキア地方の町には必ずモンスター専門のジビエ店がある。
森に囲まれているため、自然を愛する者にはよい土地である。

【カイマ地方】

土地が低く、湿潤とした地方。
大きな沼地があり、沼地特有の動植物やモンスターが観測される。
人間が踏み入るには難しい土地で、基本的には湿地帯に用がある者が来る場所である。

地面の上にそのまま家を建てると地盤沈下で傾くため、ファキア地方から運んできた木材で土台を作り、その上に家を建てる。
そこで暮らす者の多くはモンスター討伐のために居を構えた冒険者であり、その冒険者の暮らしを支えるために小さな町が点々と形成されている。

【アンブディ地方】

岩がちな土地で、加工に向いた石が多く取れる地方。
多くの遺跡が残されており、グリマルシェ大陸に住んでいた原住民<タクラカン>たちの聖地ともいえる場所である。
現在も原住民たちの仮住まいがいくつか点々と存在している。
手先の器用な者、グリマルシェの歴史を研究する者など、芸術家肌、学者肌の者たちが多くこの地方に在住している。
大陸の開墾が進み、武力を持たぬ者が大陸に参入してきてから作られた町であるため、町の警備に冒険者を雇っている。

【ロイス地方】

厳しい谷に囲まれた地方。
エーテルの採掘が盛んで、この地方には谷底に大きなエーテルスポットが何か所かある。
平らな土地があまりないため、大きな町は形成されていない。
谷に這うように家が建設され、そうして集まった家々で出来た小さな集落が点在する。
おもに採掘労働者や高地出身の者が住んでいる。
山に囲まれているため、天気が変わりやすく、温度は寒冷である。
高地特有の生態系が形成されているため、住み慣れた者には適した土地であり、慣れていない者たちにとっては身体機能を上げる修行の場として開かれている。

【イングニー地方】

全体的に土地が乾いており、作物などはほとんど育たない地方。
なにかを育むことに向かないこの土地では、冒険者たちの娯楽施設が数多く建てられている。
エーテルをふんだんに使用してたてられたきらびやかな賭博場、腕に覚えのある命知らずたちであふれる闘技場などがあるため、遊び人に居心地のよい場所が多く存在する。
自給自足があまり成り立たないため、ほかの地方から食べ物などを取り寄せる関係で、物価が高い。
闘技場近くには荒っぽい者も多く集まるため、路地裏を一人で通るのは危険を伴うだろう。

【ナイオン地方】

冒険者の間では「試される大地」と呼ばれているナイオン地方。その所以はモンスターの生息数の多さである。この地方には「アカシアの地下迷宮」と呼ばれる入り組んだ広大な空間が存在し、そこから多種多様なモンスターが発生している。地下迷宮は多重構造になっており、深部に行けば行くほど凶暴なモンスターが待ち構えているという。非常に危険を伴うため未踏破区域が多く、情報は定かではない。人々はナイオン地方の境界線となっている「アストラル川」以南に住んでおり、地方内では集落などみつからない。人の手が入っていない場所が多いため、豊かなモンスターの生態系が築かれている。